Achievements(呼吸器内科からのお知らせ)
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当科 堀内康平先生の論文がBMJ Case Reportsに採用されました

題名

Pneumothorax associated with giant bullous emphysema and mediastinum deviation.

邦題

巨大気腫性嚢胞に合併した気胸により縦郭偏移を認めた一例

著者

慶應義塾大学医学部 呼吸器内科 堀内康平

掲載ジャーナル

BMJ Case Reports

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31852689/

論文要旨

縦郭偏位は緊張性気胸を疑う重要な所見である。今回、縦郭偏位を伴う気胸に対して、ドレナージ後も縦郭偏位が改善しなかった巨大気腫性嚢胞を有する症例を経験した。片側性の巨大気腫性嚢胞が慢性的な縦郭偏位を引き起こしていたのではないかと考えられた。

本論文の与えるインパクトや将来の見通し

縦郭偏位を伴う気胸の場合、片側性の巨大気腫性嚢胞も鑑別に上がる可能性がある。