略歴
2006年3月 | 慶應義塾大学医学部 卒業 |
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2006年4月 | 独立行政法人国立病院機構東京医療センター 研修医 |
2008年4月 | 慶應義塾大学医学部 専修医 |
2009年4月 | 川崎市立川崎病院 総合診療科専修医 |
2010年4月 | 慶應義塾大学大学院 医学研究科 入学 |
2011年5月 | 慶應義塾大学医学部 (臨床実習) (内科学) 助教 |
2014年3月 | 慶應義塾大学大学院 医学研究科 卒業 |
2014年4月 | 川崎市立川崎病院 呼吸器内科 副医長 理化学研究所 客員研究員 慶應義塾大学医学部 (内科学) 助教 |
2016年5月 | コーネル大学医学部 Postdoctoral Associate |
2019年4月 | 慶應義塾大学医学部 (呼吸器内科) 助教 |
2022年10月 | 慶應義塾大学医学部 (呼吸器内科) 講師 |
呼吸器内科に入ってよかったことは、苦しんでいる患者さんを治し、患者さんと喜びを分かち合えることだと思います。
慶應呼吸器内科を選んだ理由
私が慶應呼吸器内科を選んだ理由は、呼吸器疾患の中でも様々な専門分野の先生(肺癌、肺炎、喘息、COPD、非結核性抗酸菌症など)が共存し、一人一人の患者さんに対して知恵を出し合い、最先端かつ最高峰の診断と治療を実践しているからです。学生の時から長谷川直樹先生に大変お世話になり、胸部レントゲンの読影の仕方や診察法を教えて頂きました。その際に、初めて慶應呼吸器内科の医局に足を踏み入れましたが、他の先生方も非常に思いやりのある人が多く、医局の雰囲気がとても良かったのを覚えています。また、若い先生達が将来の医学の発展を目指し、高い志を持って臨床と研究に打ち込んでいる姿にも感銘を受け、慶應呼吸器内科を選びました。
呼吸器内科に入ってよかったと感じること、お勧めできること
私は小児喘息を患っていたため、合宿や高原学校などで喘息発作が起きてしまい、夜間に呼吸ができなくて涙が出るほど苦しかったことを今でも鮮明に覚えています。呼吸器の病気は苦しく、つらく、生活の質の低下をきたす病気が多いと思います。しかし、医学の進歩とともに、適切な治療を行えば、症状を抑えたり、治すことが可能になってきています。呼吸器内科に入ってよかったと感じることは、目の前で苦しんでいる患者さんを適切な治療で治し、患者さんと喜びを分かち合えることだと思います。
将来の夢・目指す医師像、あるいは今後の目標
別役智子前教授が目指していたように、臨床と研究をバランスよく行い、医学の発展に貢献できるような医師を目指しています。慶應呼吸器内科には毎年多くの若い先生が入局していますが、国際的に通じるようなフィジシャン・サイエンティストを育成することが今後の目標です。
医学生・研修医・若手の医師へ
呼吸器内科の臨床と研究に没頭してみたいという医学生・研修医・若手医師の方は、ぜひ一度見学に来て頂き、我々のアットホームで居心地の良い医局の雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。2019年6月からは福永興壱教授の新体制となり、アットホーム感がより一層強まり、とても良い環境だと思います。